周囲の環境の最たるもの

よくニュースを騒がせているいじめ問題であっても、学校側のコメントは「しらなかった」「いじめだとは思っていなかった」などといったコメントをしているのを見かける。
実際にいじめられた側からすれば、よくもそんな言い訳が通るものだと思う。
もちろん、中には本当にそう思っていなかった、あるいは知れる位置に居なかった教師も居るかもしれない。
しかし大半の教師は、そして学校はそんな事実を認めたくないだけだろう。
認めれば問題があるということになり、問題があるということは対応しなければならないからだ。
そのため、いじめられている側が訴えても学校側が対応して問題が解決することは稀だ。
よく聞く周囲の言い分はだいたいが「相手はいじめてるつもりはないと言ってる」「その程度のことでは社会でやっていけない」「いじめられる側にも問題がある」といった所か。


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いじめと不登校の関係
不登校やひきこもりといったものが社会的に問題視されるようになり、ニュースなどで取りざたされるようになってだいぶ経つ。ネット上でもこれらを扱うものが増え、特に体験記などは検索すればいくらでも出てくるような環境になった。情報の伝達速度が上がったことで、こうした話を知る機会も大幅に増えた事が影響しているのは言うまでもないだろう。いじめ問題についてもニュースで騒がれることが増えた。大体は自殺まで発展してか
問題があるのは本人か周辺か
不登校の原因がどこにあるのかと考えた時、私は本人の性質が大きな比重を占めているとは思っていない。一切原因がないと言うつもりはないけれど、周りの環境の方がよほど与える影響は強い、当事者一人では変えられない環境のほうが多いからだ。いじめが原因の不登校の場合(傷害罪や器物損壊罪と言い換えてもいいようなことが行われても、何故か学校内だといじめとして処理されることが多いのは学校が問題を起こされたくないためだ
周囲の環境の最たるもの
よくニュースを騒がせているいじめ問題であっても、学校側のコメントは「しらなかった」「いじめだとは思っていなかった」などといったコメントをしているのを見かける。実際にいじめられた側からすれば、よくもそんな言い訳が通るものだと思う。もちろん、中には本当にそう思っていなかった、あるいは知れる位置に居なかった教師も居るかもしれない。しかし大半の教師は、そして学校はそんな事実を認めたくないだけだろう。認めれ
最悪の結末にならないために
いじめられる側からしてみれば、学校という小さな社会を守るために生贄にされ、助けを求めても「お前が悪い」と言われ突き放される。そんな環境で自分を守るためにはその環境から遠ざかるしか無いだろう、周りを変えようにもそんな力はない(変えようと働きかけても封殺されるだろう)。いじめが原因の場合の不登校の理由の一つがこれ、自衛である。その環境に居ることが苦痛になって、ストレスの限界を超える前に自衛しようとする